ThinkPad R60e のSystem BoardをT60のものに交換して、UXGA液晶を取り付けてみました。今回は、その2です。
1. T60ボードのSVP
購入したT60ボードにはSVP(super visor password)が設定されていました。設定されていたからといって購入しなかった訳ではないですが、わかっていたならば商品に記載しておいて欲しかったですね。
詳細は省略しますが、SVP解除しました。
2. T60ボードのR60e筐体への取付とUXGA液晶仮接続
R60eの筐体を分解し、T60のシステムボードと入替えます。仮組み状態で、UXGA液晶を接続して、起動します。
⇒表示されました! ThinkPadの起動画面から、BIOSがきちんと表示されます。また、Windows起動後も XGA~UXGAまできちんと表示されます。
ITUX97D液晶から取得したEDIDには、UXGAの設定のみでしたので、インターネット検索の結果からすると、解像度がUXGAの場合のみきちんと表示できるはずなのですが。。。
3. ボードの取付はしたものの
R60eの筐体にT60のボードを取り付けたものの、いくつか問題がありました。
(1) ボタン電池のソケットとフレームが干渉
⇒押し込みました。
(2) CD-ROMドライブが使えない
⇒T60が14インチ用のためか、CD-ROMドライブのコネクタに届きません。諦めました。
(3) 無線LANスイッチが筐体に隠れる
⇒T60のボードには無線LAN ON/OFFスイッチがあります。R60eには無線LANが
ありませんので、筐体側のスイッチがありません。
4. その後
(1) R60eの元々のCeleron M410 (Single core, 1.46GHz)では、Windows7はつらいので、Core 2 duo T5500 (1.66GHz)に入替えました。
(2) 液晶アッセンブリにジャンクのThinkPadから取り出した無線LANアンテナを仕込みました。Intel 3945ABG Mini-PCIeカードがあれば、無線LAN接続ができます。
(3) UXGA液晶は、もう残ってはいませんでした。残っていたら、もう一枚買って、EDIDの書換に挑戦し、R60eそのものでUXGAにならないか挑戦したかったのですが。。。
History:
2012-03-10: Initial Release